■鶴見支部 鶴見支部視察旅行

 平成17年2月20・21日、神奈川県造園業協会鶴見支部の視察旅行が行われた。磯辺温泉に一泊して三波石の魅力を味わいつつ、南群馬を見て回る。

 まずは高速道路を走り継いで群馬県鬼石町で昼食。食後、隣の庭石屋を覗いてみたのだが、流石に三波石の産地。見事な石が並んでいた。肌も模様も見事だが、値段も見事でどれも数十万の値が付いていた。そして三波石渓。上の道路からでも綺麗ではあったが、河原まで降りてその大きさ・美しさに圧倒された。「この石はこう使って」などとイメージしたくなる、そんな石がゴロゴロしているのだ。
幸い晴れていたので滑る危険は無かったのだが、雨に濡れた石も見に来たいものだ。桜山森林公園はちょっと季節外れな感ではあったが、隣接する見本庭園は興味津々。前日の雪が残っていて足元は悪かったが、見事な作りに厳しい視線が注がれていた。妙義神社は石段の長さもさることながら、切り立った高い石垣に感心した。石垣と言われなければ解らないほど隙間無くそして表面が揃えてあるのだ。閉まっていて、借景庭園を見る事が出来なかったのが残念であった。

 翌日は秋間梅林からだったのだが花がまだだったのでトイレ休憩のみ。箕郷・旧下田邸書院庭園では、門の赤松の大きいこと!その赤い肌と樹型の曲がりが見る者を惹きつける。江戸時代初期の建築と庭園で、庭園には赤穂浪士で有名な堀部安兵衛が関わっているということだ。三徳園洞窟観音では、洞窟内に造られた観音像の数々、その労力を考えると気が遠くなる。計画から完成まで半世紀、しかも個人の資産によるというのだから驚きだ。併設の徳明園は北関東一と名高い回遊式庭園だそうだが、噂に恥じぬ見事な庭園だった。紅葉の名所らしいが、人気の少ない今こそ、その落ち着いた景観を満喫出来た。藤岡で昼食をとり、高井酒造を見学。試飲した大吟醸にごり酒と純米にごり酒のコクのある味とスッキリした飲み口に日本酒を再認識した想いだ。

 2日間、2月とは思えないほど晴れて暖かだったので、見学も落ち着いて出来た。石の魅力を堪能し、冬の日本庭園の静寂さを楽しむ事が出来た。
情報委員・加山



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