■平成18年度指定旅館視察研修会

厚生委員長 根岸 俊昭
 厚生委員会では今年度の事業として、指定旅館の視察研修会を9月7日、8日の両日に開催致しました。

 指定旅館の箱根天成園の視察研修に当たり、庭園・樹木生産部会と資材委員の方々に御案内を差し上げましたが、計8名の方々による研修会となりました。
 両日ともうす曇りで湿度はありましたが、しのぎやすい日でした。ワゴン車で横浜駅西口を出発し建設業会等の方々が、安全祈願をされている小田原の大雄山最乗寺に行き有名な赤い高下駄と天狗を見て参りました。

 そして皆様方がよく見学に行くというアサヒビール神奈川工場に寄り、ビールが出来る迄の過程や工場生産で生じる廃棄物は全て区域内で循環型リサイクル処理の状況を見せていただきました。できたて生ビールと昼食を取りながら、話がはずみ楽しい一時でした。
その後仙石原のポーラ美術館で、ピカソ・セザンヌなどを観賞し、ピカソの絵といえば、私達が見てもよく解らないものばかりだと思いましたが、年代によってでしょうか、分かりやすい絵もありホッとしました。

 見学のあと、指定旅館の天成園に到着しました。天成園とは俳人の萩原井泉水氏が「天の成したる園(にわ)である」と称賛された言葉で、庭園の奥から聞こえてくる湯坂山から流れ落ちる瀧、箱根名勝、湧き水の瀧「玉簾(たますだれ)」のやさしい音色が聞こえ、近くには別館飛烟閣(ひえんかく)があり瀧の飛沫や水けむりを間近に浴びる程の風情豊かな楼閣でした。2ヶ所ある瀧はとても美しく印象に残っております。
 翌日は小田原市、入生田にあります神奈川県立生命の星・地球博物館を見学、展示テーマ「生命の星・地球」の誕生から現在迄46億年にわたる地球の歴史とその神秘性を時間の流れを追って解り易く展示されています。巨大な恐竜や隕石から、豆粒ほどの昆虫まで1万点にのぼる実物標本も展示してありました。

 見学後、協会の会員で樹木生産部会長の(有)小田原植木圃場の見学をさせて戴きました。日本列島植物園という大きな構想を掲げておられ、仕立物や自然の樹木など、それぞれの樹木の姿は素晴らしいものばかりです。
小田原植木圃場のチャボヒバ
近藤部会長は「特に樹木は「根」で決まります。お客さんからは、時季が悪い時にも樹木の注文を受けます。樹木が枯れない様に充分な根作りをしております」。と話しておられました。植木園内はまさに日本列島植物園構想の実現にむかっていることを実感いたしました。参加者の皆様も同様に感じられたと思います。お忙しいところを見学させて戴き誠にありがとうございました。圃場見学を最後に2日間の視察研修を終了致しました。

 今後とも勉強になると思いますのでより多くの方にご参加いただきたいと思います。

 


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