■趣味悠々 県立三ツ池公園 「四季彩影」
鶴見情報委員 杉本 薫
趣味は何かと、聞かれると仕事と答えていた自分でしたが、数年前体調をこわし、入退院を繰りかえしていた頃、体調回復の為、公園を散歩するかたわら写真を撮って歩く様になりました。

その時始めて三ツ池のカワセミと出合い、カメラマンのファインダーを覗かせてもらい感動し、それからレンズを買い、カメラ本体も替え、三脚もレンズの重さに合わせて買い、だんだんと、はまり込んで行きました。

散歩と言っても長い距離を歩けない自分には、カメラを設置して、鳥の来るのを待っている。そんな時、食事をとるのも忘れる程です。
 
カワセミの求愛や子育てのシーンは、カメラマンのシャッターチャンス。土、日には望遠レンズのカメラが、二〇台以上並ぶ時もあり、連写するシャッターの音が大砲を撃つ様な数秒間息をも飲み込む、カワセミのワンマンショーです。しかしフイルムで撮っている私には、いつしかデジカメにかなわないのを知り、また鳥の追っかけは、女性に無理があるのも知りいつしか、風景写真を撮る様になっていました。

今回ここに風景写真と鳥とを合わせて、「四季の彩」と題してみました。三ツ池公園もこの二、三年前より整備工事が進み、入口もリニューアルとなりました。カワセミも今年の春はあまり姿を見せなくなり、鳥のカメラマンもいつしか、池から山側を見る様になっていました。またカワセミが戻って来ていつしかカワセミのショーを見たいものです。そして、樹々や鳥達が共存出来る様な環境を創っていきたいものです。

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