〜草地の原風景を再現し、新たな庭園スタイルを提案〜

・草原をメインに構成される原風景を、F.L.ライトが在日した頃の景色ととらえ、モダンな1枚絵としてそれぞれの要素を景色の中に演出した。それらの植物が創りだす五感(光・音・香り等)を来場者に感じ取っていただけるシーンを創り出す。その植物群は今までの庭園材料とは異なり、メンテナンスフリーであると同時に新しい景色を創り出す造園材料といえる。

・歴史の中で常に新しい試みをしてきた横浜(神奈川)にふさわしいテーマ植物といえ、新たなガーデンスタイルといえるのではないだろうか。


〜五感で植物を直接感じるスポット〜

・高さ2.0〜2.5m内外のススキ等グラス類に囲まれた直系2m内外のポケットを創り、そこは植物のにおい、ざわめき、日陰のゆらぎ(香り・音・光)が直接体感できる興味深いスポットとなる。

・車椅子もターンできるだけのスペースを確保した。

〜草地をいかすデザイン、季節や視線の変化に対応〜
〜移設時や既存床面に配慮した分割マットシステム〜
・自然石インターロッキングはシャープなフレームをつくる為の見切りの材としてとらえ、あくまでも草原を構成する
 植物が主役となる設えとする。草がメインなのでブロックのアウトラインはシャープな直線が美しく調和する。
・季節による変化、特に冬場の植物状況も考慮し、ブロックなどの施設を配置した。
・既存フェンス部分を背景にしながら、異なる鑑賞位置(方向、高さ)に対応するシーンを演出した。
・設計荷重は植物の成長も配慮し100kg/uとする。
・防水補修が出来るよう分割マットシステムとし床材タイルに客土や植物の根が直接あたらないよう配慮した。
・灌水方法については、プランターは底面灌水仕様・地植部分については植栽土壌に保水材を混合し土壌内に
 雨水を有効的に保ちながら、自動灌水(ドリップ方式)も併用する。

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