入会案内
造園力の結集を
一般社団法人 神奈川県造園業協会「神造協」は、昭和48年度から労働省において、技能検定職種に造園が加えられ技能検定制度が施行された際に、造園事業者の技術向上と業界の発展を図るため、昭和49年12月に神奈川県の許可を受け社団法人として発足し、平成25年4月に一般社団法人に移行しました。
当協会は、設立目的であります造園技術の向上と都市環境の整備発足、都市緑化の推進を図り、「みどり豊かなかながわづくり」に向けて多くの活動を実施しております。
協会の主な活動
- 造園技能士検定、病害虫防除、刈払機取扱安全教育、造園積算講習会等の各種講習会の開催
- 造園に関する講習会、かながわのみどりを創り、育てる集い等の開催
- 造園資材の斡旋、緑化樹木の安定的な供給体制の整備促進
- 会員向け低廉な資材や宿泊料金等を提供する賛助会員との提携や各種福利厚生に関する事業の実施
- 医療保険・傷害保険等の共済事業の実施
- 造園技術、造園資材、造園用機械機器の調査研究
- 造園業の経営の合理化に関する調査研究
- 造園業に関する情報の収集及び交換
- 叙勲、褒賞、県民功労、卓越技術功労等各種表彰の推薦
- 会報等機関紙及び図書の刊行
- 国・県・市町村等の緑化行政に対する協力他
当協会会員向け団体
神奈川県造園業協同組合
当組合は、神造協会員を対象に共済事業を開始し、生命保険等、労災上乗せ保険制度(従業員が業務上の事由又は通勤によって負傷等や死亡された場合に被労働者や遺族を保護するため必要な保険給付)、第三者賠償責任制度(業務上、第三者(人や車など)に怪我や損害を与えた場合の賠償責任)、使用者賠償責任制度(労災事故により従業員が死傷し、使用者が法律上の損害賠償責任を負ったとき、雇用主の損害賠償責任に備える保険)の保険制度充実に努めています。
なお、この保険に加入するには、加入当初に10,000円の出資金が必要となりますが、この出資金は保険を辞める時には返還いたします。
当組合に加入すると、組合が実施している団体共済の生命保険や傷害保険等に低廉な掛け金で厚い補償を受けることができます。
労働保険事務組合
当組合は、神造協会員を対象に、労働保険料の申告・給付等の労働保険事務を事業主に代わって行なっています。
また、労災保険に加入することのできない事業主及び労働者以外で事業主の事業に従事する人(事業主の家族従事者や中小事業主が法人である場合の代表者以外の役員等)の特別加入が可能です。
なお、加入する場合には年会費が必要となります。
当組合に加入すると事業主の労災保険への加入・更新手続きや労災対象事故後の手続きについて、事業主に代わって速やかな手続きを行います。
神造協会員になると(メリット)
1 造園技能士検定
造園技能士検定に向けての短期課程1・2級造園技能士コースの普通職業訓練校(15日間通称102時間講習)として神奈川県から認定を受け、造園技能士研修会を教育研修委員会が実施し、修了試験に合格すると技能検定学科試験が免除されます。
その他に、造園技能検定学科講習会並びに造園技能検定実技講習会を庭園部会が毎年開催し合格率を高めています。
なお、いずれの研修会及び講習会の会費について、会員価格で受講することができます。
2 造園技能の継承及び新規事業への取り組み
造園技能の継承では、庭園部会及び教育研修委員会の有志が若手造園人を養成するため、日本庭園の伝統技術の習得・技能の向上と継承を目的として、作庭塾「庭守」が活動しており、代表的な取り組みとしては、神奈川県立相模原公園の日本庭園の修景工事や横浜市金沢区にある旧川合玉堂別邸・二松庵の復元講習会等を実施し完成品を寄贈しております。
また、新規事業の取り組みでは、公園緑地部会では校庭芝生化プロジェクトチームを立ち上げ、校庭芝生化の勉強会・視察研修会から始め、幼稚園・保育園の園庭芝生化支援モデル事業を実施し、更に、県立高校の校庭芝生化についても土壌調査・改良等の支援及び技術指導を行い芝生化の推進を図っております。
3 神奈川県が行う経営事項審査
神奈川県知事と県立都市公園等における地震等の災害応急活動に関する業務協定を締結しており、経営事項審査において10点の加点がつきます。
4 その他
県域青年部会では、各支部青年部と相互交流及び連携に努め、総務・厚生委員会では、ゴルフ大会など各種福利厚生に努め、樹木・資材委員会では、賛助会員との連携などで、会員向けに低廉な造園材料、機器等の資材の斡旋に努め、情報委員会では年3回の協会会報・機関紙の編集及び発行に努めています。
また、一般社団法人 日本造園建設業協会神奈川県支部主催の街路樹剪定士資格更新研修会及び街路樹剪定士公認講習会の会費について、当協会会員価格で受講することができます。