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お知らせ

青年部だより

◎平成18年 コマツテクノセンタ研修会

 平成十八年四月十日コマツテクノセンタにおいて、県域青年部主催の研修会を開催いたしました。

 会場が、静岡県伊豆市と遠方で、なおかつ途中から小雨のぱらつく悪天候では、ありましたが、みどりのリサイクル協会と各支部青年部部員の皆様も含め、四十三名での研修となりました。

 小山神奈川県造園業協会副会長の挨拶の後、テクノセンタ所長より会社概要と施設についての説明がありました。その後、観覧スタンドより、小型バックホウから、バケット容量13立方メートルという超大型ホイールローダまで様々な建機のデモンストレーションを見学しました。

 室内まで伝わるモンスターマシーンの迫力と六輪駆動ダンプなどあまり目にしない機種の登場に、参加者一同、ミニカーで遊ぶ少年の眼差しに・・・?敷地も機器もスケールが、大きいので、玩具の様に感じたクローラダンプが、実は、6㌧積でした。

 会場を屋外に移し、いよいよお待ち兼ねの実機試乗です。今回は、車両系建設機械免許保有者は、108,7㌧のバックホウの操作、それ以外の方は、105㌧ダンプトラックにオペレーターと同乗しました。バケット容量5,2立方メートル、660馬力のバックホウは、近づいて行くにつれ、その巨大さが、実感となって湧き上がります。全体が、建造物のような感じで、アームだけでも見たことの無い太さです。世界中の石炭が、独りで掘れそうな、その見た目とは、裏腹に、オペレーターの女性に促されて運転席に着くと、さほど違和感もなく操縦出来ました。ごろごろとバケットに入る岩石の重低音が、岩の大きさを物語っていましたが。

 105㌧ダンプトラックは全幅が5.91mと一般道路を走るには三車線必要な位大きく、全高は5.14mもあり目線が非常に高い。これだけ大きいダンプなのにミッションは以外にもオートマチックで簡単に操作できるとのこと。最大に積載しても時速70kmまででるそうです。エンジン音もそれほど大きくなく乗り心地も意外に快適でした。オペレーターの方に何に一番気を使うか聞いてみたところタイヤの消費だと言っていました。直径2.5mのタイヤは一本当り約250万円もするそうで交換にも手間と費用が掛かるそうです。

少し強くなった雨の中、リサイクルエリアに移動し、チッパシュレッダの実演とハンマクラッシャを見学して、今回の研修会も終了となりました。短時間では、ありましたが、普段、目にすることのない、超大型建設機械の操作や最新のリサイクル機械の見学は、貴重な経験となりました。

 終わりになりましたが、今回、お世話になりました、コマツテクノセンタ並びにコマツ東京㈱の方々に厚く篤く御礼申し上げます。

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